道路台帳、河川台帳、橋梁台帳、公園台帳、土地台帳、組合員名簿、様々な台帳が、システム化されてきました。しかし、地図は紙のまま・・・、といったお悩みをGISは解決できます。 例えば、「この橋はどこにあるの?」「いつ造られたんだっけ?」「改修記録は?」などよく聞かれるでしょう。 GISの地図とデータを連携することでGISで地図を見ながらリンクした台帳の内容の確認が可能になります。台帳に記載されているモノの位置確認にGISを利用することができます。
建築確認申請や開発許可申請、道路位置申請などの申請は、現地での立会いが必要となることがあります。そんな時、現地がどこなのか、よくわからないことはありませんか? ある役場様では、現地立会の場所特定に市販の地図帳(住宅地図)を活用されていました。 しかし、15年以上前から使っていて紙はぼろぼろ、宅地開発後の地図は紙を貼り付けて対応されていました。 GISを使い、立会位置にポイントし、そのポイントに台帳のデータをリンクすれば、ずっと使い続けることができます。年度ごとにポイントを色分けしたり、アイコンのデザインを変えたりすることで、業務を楽しく行うこともできます。
災害増高申請を提出する際に、地図を色塗りした字切図を添付する必要があります。 字図をコピーし、ハサミで切り、貼り合わせた地図を色鉛筆で着色。 しかも控えが必要なので、2部作成します。農道、公道、水路、河川、田、畑を塗り分けるのは、かなり時間がかかります。 激甚災害ともなれば、被災箇所も数百件になることもあり、気が遠くなるような作業が必要になります。 GISを使えば、属性値でデータの塗り分け(凡例設定)を行うことができるため、もう色鉛筆で塗っていくという作業から開放されます。また、プリンタやプロッタで印刷できるので、仕上がりがとてもきれいです。